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クマノミの性転換

クマノミが性転換するのは、よく知られています。
魚が性転換するのは珍しくありませんが、大抵がメスからオスに変化するものです。
オスからメスに変わるクマノミは本当の変わり者ですね。:-)

この理由について、竹内久美子が面白い説を述べています。
動物の世界では、身体の大きさが順位付けに大きく作用している。(人間もでしょうね)
一夫多妻 のハーレムに見られるように、身体の大きなオスが、身体の小さいオスや、複数のメスを支配するのが一般的である。
この世界では、性転換するのであれば、身体が小さいうちは、メスとして子孫を残し、身体が大きくなれば、オスとして群れを支配するのが、合理的であろう。

では、クマノミはなぜその戦略を取らないのか。
それは、クマノミの住処がイソギンチャクであり、イソギンチャクは群れを作れるほど大きくはなく、 そのため 一夫一妻制 とならざるを得ない。
この世界では、メスの身体が大きなほど、多くの子孫を残すことが出来る。
よって、身体が小さいうちは、オスとしてメスに産卵させ、身体が大きくなれば、メスとして自ら産卵するのが、合理的であろう。

さらに、人間の世界の 一夫一妻制 は、家庭という小さな規模の運営にはいいが、社会や国家 という大きな群れの運営には向かない、という論も展開しています。

竹内久美子「賭博と国家と男と女」 


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Last-modified: Wed, 24 Mar 2010 13:44:00 JST (2821d)