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減圧理論-6

投稿者: Ken 掲載日: 2003-12-16 (6416 回閲覧)

減圧理論-6

(6)残留窒素排出時間の計算


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 潜水後、水面休息時間の経過とともに各組織内の窒素は、指数関数的に排出されます。
 各組織毎の残留窒素分圧は(式-5)により計算できます。

t(i):水面休息時間(分)
PBs:水面における呼吸気内窒素分圧
PN2(i):潜水終了時の各組織内窒素分圧
QN2(i):水面休息t(i)分後の各組織内窒素分圧
  Ht(i):各組織半飽和時間(分)
と、すると、

残留窒素排出時間」を厳密に算出するには、(式-5)に おいて、QN2(i)が0(ゼロ)となるt(i)を求めなければなりません。しかし、(式-5)のような 指数関数では、t(i)が無限大にならなければ、QN2(i)が0(ゼロ)にはなりません。
 通常のダイブコンピューターでは、便宜上、残留窒素が完全に排出したと同等にみなす窒素分圧 を定め、その窒素分圧まで排出されるまでの時間を残留窒素排出時間 として、計算します。(図-10)
 残留窒素排出時間は(式-6)により計算できます。


tz(i):各組織の残留窒素排出時間(分)
PBs:水面における呼吸気内窒素分圧
PN2(i):潜水終了時の各組織内窒素分圧
Pde(i):各組織毎の残留窒素排出とみなす窒素分圧
  Ht(i):各組織半飽和時間(分)
と、すると、

 (式-6)により算出された各組織毎の残留窒素排出時間の中で、最も長いものが、 最終的な残留窒素排出時間となります。


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